研究課題/領域番号 |
17K14484
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
合成化学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
堀部 貴大 名古屋大学, 工学研究科, 特任助教 (20756655)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | ジハロゲン化反応 / ヨードクロロ化反応 / ブロモクロロ化反応 / Lewis塩基 / エナンチオ選択的反応 / カルコゲン触媒 / 不斉触媒反応 / ジハロゲン化 / ハロゲン導入 / 酸塩基触媒 |
研究成果の概要 |
本研究では、Lewis塩基-Lewis酸協奏的触媒によりハロゲン分子の制御を行い、ジアステレオ選択的およびエナンチオ選択的ジハロゲン化反応の開を研究課題とした。天然物や医農薬品に含まれるジハロアルカンを選択的に構築する手法の開発を主な目的とし研究を行なった。今回の研究成果では、ジアステレオ選択的ヨードクロロ化反応に有効な触媒システムの開発を行うことができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
海洋性天然物や医農薬品に多く含まれる1,2-ジハロアルカンは、アルケンのジハロゲン化反応により構築できる。一方、ハロゲン分子の制御が難しいために、副反応が進行してしまう制御の難しい反応の一つである。本成果では、Lewis塩基-Lewis酸協奏的触媒により、ハロゲン分子の制御を行うとともに副反応の抑制ができることを明らかにした。本研究成果は、これまでほとんど開発の行われてこなかったハロゲン分子制御の可能性を示す重要な研究成果であると言える。
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