研究課題/領域番号 |
17K14487
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
合成化学
|
研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
植田 光洋 大阪府立大学, 理学(系)研究科(研究院), 講師 (60566298)
|
研究協力者 |
森崎 雄大
鍵山 大樹
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
|
キーワード | ペルオキソ二硫酸塩 / 位置選択的官能基化 / 低環境負荷型有機合成反応 / 脂肪族飽和炭化水素 / 四級アンモニウムカチオン / 環状ケトン / ペルオキソ二硫酸アニオン / 四級ホスホニウム塩 / 有機化学 |
研究成果の概要 |
貴重な炭素資源の有効利用を目指し、安価な炭素資源の高付加価値炭素化合物への効率的な変換反応の開発を目的とした研究を行ってきた。具体的には、ペルオキソ二硫酸塩をラジカル発生試薬として用いた炭化水素の位置選択的官能基化反応の開発を行ってきた。 昨年度に続き、本年もtrans-1,2-ビス(フェニルスルホニル)エチレンをラジカルアクセプターとして、ペルオキソ二硫酸塩をラジカル発生試薬として用いた反応を国際論文誌へ投稿するために基質展開、反応機構の解明を行った。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究期間内に開発した反応は、安全かつ安価なペルオキソ二硫酸塩をラジカル発生試薬として用い、主溶媒として水を用いていることから、環境に優しいグリーンな反応である。また、本反応では貴重な炭素資源をより高付加価値な炭素化合物へ非常に効率良く変換することが出来る。これらの特徴は、現代の社会が求める低環境負荷かつ低消費エネルギーでのものづくりというキーワードに合致しており、本研究期間内に開発した反応の社会的意義は高い。
|