| 研究課題/領域番号 |
17K14495
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| 研究種目 |
若手研究(B)
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| 配分区分 | 基金 |
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| 研究分野 |
高分子化学
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| 研究機関 | 富山高等専門学校 |
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研究代表者 |
福田 知博 富山高等専門学校, その他部局等, 助教 (30611917)
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| 研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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| 研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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| 配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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| キーワード | 糖鎖高分子 / ポリマーミセル / トレハロース / ワンポット合成 / マイコバクテリア / リビングラジカル重合 / 糖鎖 / 高分子合成 / 超分子化学 / 分子認識 / 菌類 |
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| 研究成果の概要 |
マイコバクテリウム属細菌に対する新たな治療法開発を目的とし、本研究では新規糖鎖高分子型DDSキャリアの開発を行った。
マイコバクテリアに対する分子認識特性を有するトレハロースを導入した両親媒性糖鎖高分子をワンポットで合成した。合成した糖鎖高分子は水溶液中で数百nmサイズの微粒子を形成し、疎水性分子を内包することが可能であった。また、糖鎖高分子に由来する糖多価性に基づいた分子認識特性を示し、マイコバクテリウム属細菌に対する標的指向性が示唆された。
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| 研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年、多剤耐性菌の出現等により再び注視されている結核菌は、マイコバクテリウム属を代表する細菌である。本研究で開発した標的指向性および分子内包性を有する両親媒性糖鎖高分子によるミセル状キャリアは、モノマー濃度の調節により粒子径（分子内包空間）や分子認識性を容易に調節されることが示されており、目標とする菌体に対して選択的かつ適量の薬剤を送達することができるDDSキャリアとして期待できる。
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