研究課題/領域番号 |
17K14553
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
機械材料・材料力学
|
研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
山田 悟史 北海道大学, 大学院工学研究院, 助教 (90730169)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
|
キーワード | バイオメカニクス / 材料力学 / 強度 / 骨組織 / 海綿骨 / 骨梁 / 階層構造 |
研究成果の概要 |
骨粗鬆症は骨強度が低下し骨折リスクが増大する疾患であり、海綿骨の多い部位での骨折が多い。海綿骨強度の評価には、骨密度や骨梁配向の他に、骨梁自体の強度特性、組織の力学的特性を決定する分子・結晶レベルの構造特性が重要であるが、これらは明らかでない。そこで本研究では、海綿骨強度予測モデルの開発のため、骨梁弾性率と骨梁内の分子・結晶レベルの構造特性を調査し、これらの特性と海綿骨強度特性との関係を整理した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、海綿骨を構成する骨梁の強度特性と組織の分子・結晶レベルの構造特性を明らかにした。骨粗鬆症は骨強度が低下し骨折リスクが増大する疾患であり、主に海綿骨で構成される部位での骨折が多い。海綿骨は、骨梁が網目状に配列した構造を有し、骨梁はコラーゲン線維とハイドロキシアパタイト結晶で構成される。そのため、海綿骨強度を決定する構造的・力学的因子の解明は、骨粗鬆症の予防・診断・治療において重要となる。
|