研究課題/領域番号 |
17K14597
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
流体工学
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研究機関 | 群馬県立産業技術センター |
研究代表者 |
川原 潤也 群馬県立産業技術センター, その他部局等, 主任 (30792444)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 光音響 / 音響波 / 生体イメージング / 音響 / 混相流 / 流体工学 / 機械工学 |
研究成果の概要 |
本研究は、光音響トモグラフィの理論的基盤の整備を目的としており、光音響効果に関する高精度な解析モデルの構築を目指すものである。本研究では、音響散乱体として振る舞う複数の気泡が存在する媒質中における光音響波の伝播を理論・数値的に解析した。本解析により、音響散乱体として存在する気泡が音響波の伝播挙動に与える影響を明らかにした。また、この解析結果を踏まえて、光吸収体及び気泡が存在する媒質中における光音響波の伝播を記述する数理モデルを構築した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
光音響効果を利用した生体の可視化技術に関する数値シミュレーションは数多く行われている。しかし、それらの解析に使用される数理モデルにおいては、その妥当性に関する検証が十分でないため、数値解析による定量評価の信頼性が高いとは言い難いのが現状である。これに対して、本研究では、光音響波の伝播を高精度に記述する数理モデルを構築し、その伝播挙動を明らかにするなど、光音響効果に関する解析の信頼性の向上に資する成果が得られている。
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