研究課題/領域番号 |
17K14614
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
機械力学・制御
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研究機関 | 福井大学 |
研究代表者 |
吉田 達哉 福井大学, 学術研究院工学系部門, 講師 (20734544)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 粒状体 / 雪 / 個別要素法 / 連成解析 / スノーボード / スポーツ工学 / シミュレーション / 機械力学・制御 / シミュレーション工学 / 設計工学 |
研究成果の概要 |
スノーボードの滑走を定量的に評価するための解析手法を構築することを目的とした。雪面を個別要素法により粒子要素の集まりとして、スノーボードは剛体あるいは弾性体としてそれぞれモデル化し、連成解析を行った。解析結果より、スノーボードの形状と剛性および雪質がターンに与える影響を評価できることを確認した。また、小型の模型の滑走試験により個別要素法を用いた滑走解析の妥当性を確認することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
雪は状態が変化しやすく統一された条件下での実験による機器類の評価は困難であるため、解析により設計変更時の性能への影響を定量的に評価することで、解析結果を設計へ適切にフィードバック可能となる。そのため本手法は設計の最適化や効率化に非常に有効である。また、雪と弾性体の連成シミュレーションに関しては、防災・減災のためのインフラ設計や、除雪機や雪上車の設計・運用シミュレーションにも応用が可能であると考えられる.
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