| 研究課題/領域番号 |
17K14625
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| 研究種目 |
若手研究(B)
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| 配分区分 | 基金 |
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| 研究分野 |
知能機械学・機械システム
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| 研究機関 | 大阪大学 |
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研究代表者 |
洞出 光洋 大阪大学, 工学研究科, 助教 (30583116)
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| 研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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| 研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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| 配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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| キーワード | 細胞操作 / 細胞特性計測 / ナノ・マイクロシステム / 知能機械学 / 画像解析 / 細胞特性計億 / 画像処理 |
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| 研究成果の概要 |
毛細血管を模擬したマイクロ流路内で赤血球を拘束し，さらに拘束させる負荷時間を増加させたところ，赤血球の色が劇的に変化する現象を発見した．この現象を“カメレオン・エフェクト”と名付け，ビジョンによる可視化法を基に，赤血球挙動（色・形状）を高精度に時空間解析するアプローチで，色変化がなぜ起こるか解明を試みた．結果的に，色変化が起こる領域，時間帯を調査すると，物理的負荷が原因である可能性が示唆された．赤血球の挙動変化解析において，色を指標にした研究報告例はこれまでなかったが，今回の研究成果から，色変化を指標とした診断応用に繋がる期待が持てる．
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| 研究成果の学術的意義や社会的意義 |
拘束中の赤血球は色変化と合わせて形状変化も起こしていることが確認できた．赤血球変形性能は循環器系疾患と密接な関係があるため，色変化を評価指標にした医療応用への可能性が期待できる．特に顕微鏡下で挙動をその場で確認できるため，診断応用においても早期発見等に繋がる可能性もあり，これまで実施例のなかった色を指標にした学術的研究を実施できたことは，診断応用や診断装置開発において新たな知見となった．
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