研究課題/領域番号 |
17K14644
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
電力工学・電力変換・電気機器
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
関崎 真也 広島大学, 工学研究科, 助教 (70724897)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 非協力ゲーム / 協力ゲーム / 配電系統 / 再生可能エネルギー / 最適化 / 太陽光発電システム / 電力品質 / 社会受容性 / 経済合理性 / 電力系統 / 意思決定 |
研究成果の概要 |
本研究では,電力品質制御の一部に需要家側リソースを用いた電力供給システムの構築を,社会受容性と経済合理性の観点から検討した.非協力・協力ゲームの枠組みに基づき定式化した最適化問題を解くことで得られる最適解の下では,利己的な需要家群が協力へのインセンティブを持つ.また,数値シミュレーションにより,配電系統内の需要家群が協力してリソースを制御することで経済的に配電系統を運用できることが示された.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学術的意義:電力システムが社会基盤であることに留意して実用性に重点を置き,大規模な非協力ゲームおよび協力ゲームの解を効率的に求めることを可能にしたため,現実問題への適用を重視する工学分野において,重要な意義を持つ. 社会的意義:再生可能エネルギーが大量導入された配電系統において,コストを低減しつつ電力品質を適正範囲内に維持することが可能になるため,我が国が積極的に推し進めているエネルギー政策の実現に貢献できる.
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