研究課題/領域番号 |
17K14685
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
通信・ネットワーク工学
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
石村 憲意 立命館大学, 理工学部, 助教 (50779072)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 雑音 / 振動子 / 同期 / MEMS振動子 / 水晶振動子 / 水晶発振回路 / MEMS発振回路 / アーノルドの舌 / 同期現象 / 雑音誘起位相同期 / MEMS |
研究成果の概要 |
MEMS振動子と同等の等価回路で表され、機械振動をする水晶振動子を用いて、同期現象を起こすために必要な要素技術の開拓を行ない、論文発表を行った。雑音を利用した、相互作用のない水晶振動子群の同期現象や、結合同期における振動子の振る舞いを共振周波数の特性から解析を行った。近年の半導体技術の進歩により、汎用MEMS振動子が安価で手に入るようになった。今後はこれを用いたMEMS振動子の同期技術の構築へと移行することができると考える。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現在の半導体産業は、素子の微細化や回路技術の発展などにより進歩を遂げてきた。その中で、素子サイズの物理的限界や、除去が困難な雑音などの問題が生じ、従来と異なるアプローチが求められている。一方で生物は、雑音を積極的に情報処理に利用することが知られている。このような雑音を利用する情報処理機構の開拓が、半導体産業の現状を打破する新たなアプローチの一つになると考えられる。
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