研究課題/領域番号 |
17K14691
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
計測工学
|
研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
横田 信英 東北大学, 電気通信研究所, 助教 (00734542)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
|
キーワード | 光エレクトロニクス / イメージング / マッハツェンダ変調器 / STAMP |
研究成果の概要 |
超高速単発過渡現象のイメージングを可能とするSequentially timed all-optical mapping photography (STAMP)法への適用に向けて、相対遅延を有する多波長パルス光を簡便に生成可能な光源構成を提案し、その原理検証実験を行った。マッハツェンダ変調器と位相変調器にパルス電圧を印加することで約17 psのパルス光を生成し、変調器へ入力する多波長CWレーザ光の波長間隔や伝搬光ファイバ長を制御することで多波長パルス光の遅延を精密に制御できることがわかった。今後、STAMP法に適用した簡便なイメージング構成の実現が期待される。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ナノ秒よりも高速な超高速単発過渡現象を簡便に観測するための測定技術が普及することにより、新規物理現象の解明や新たな視点からのデバイス評価技術の確立が期待できる。本研究ではそのような超高速単発過渡現象を測定可能なSTAMP法で要求される光源の大幅な小型簡便化につながる技術を提案し、それを実験的に原理検証することに成功した。今後、本技術のSTAMP法への適用を進めることで、新材料開発などの様々な領域において技術発展の加速が期待できるものである。
|