研究課題/領域番号 |
17K14696
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
計測工学
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研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
井邊 真俊 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 計量標準総合センター, 研究員 (00760191)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
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キーワード | 三次元放射温度計測 / ホログラフィ / 放射温度 / インコヒーレントホログラフィ / ディジタルホログラフィ / 熱放射 / 赤外 / 三次元温度計測 / 放射温度計測 |
研究成果の概要 |
熱放射の自己干渉によるホログラムの記録・再生による三次元放射温度計測を提案し,その原理を実証した.提案する温度計測技術では,熱放射の再生像から放射温度計測の原理に基づき温度を算出する.そのためには,再生像から放射輝度を求める必要があるので,これらの関係を理論的に明らかにした.次に,このような再生像を取得可能なインコヒーレントホログラフィ光学系を提案した.この光学系を用いて温度計測の原理検証実験を実施した.異なる距離に配置した熱放射源の温度計測に成功し,原理を実証した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
インコヒーレントホログラフィの新たな応用分野を開拓した.ホログラムの記録後にフォーカスの位置を変更できるので,奥行き方向に形状に変化のある物体や立体的に移動する物体の温度計測に有効である.例えば,生体やガス中粒子の温度分布計測などへの適用が考えられる.
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