研究課題/領域番号 |
17K14699
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
制御・システム工学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
若生 将史 神戸大学, システム情報学研究科, 講師 (50778587)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 制御システム / セキュリティ / プライバシー / 量子化制御 / 分散最適化 / 送信電力制御 / DoS攻撃 / オブザーバ |
研究成果の概要 |
通信ネットワークを用いた制御システムに対してサイバー攻撃が仕掛けられるシナリオを想定し,攻撃下においてもシステム全体の安全性を保証する頑強な制御器の設計理論を構築した.攻撃として観測信号の改ざんやDoS攻撃(意図的なパケットロス)を考え,また制御システムのモデルとして,微分方程式や差分方程式で記述される連続系だけでなく,オートマトンで記述される離散系も取り扱った.さらに,無線基地局の送信電力制御におけるプライバシー強化手法を開発した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
IoT(Internet of Things)が急速に発展する現在,重要インフラなど都市に存在するあらゆるものがインターネットで繋がり,サイバー攻撃を受ける範囲が今後広がることが予想される.政府・企業の社会的信頼の失墜を未然に防ぎ,その生産性を担保しながら事業を継続するために,制御システムにおけるサイバー攻撃対策は極めて重要な課題といえる.本研究はこの課題を解決するための研究開発であり,これまで制御性能の改善を主目的としてきた制御理論にも学術的に大きなインパクトを持つものである.
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