研究課題/領域番号 |
17K14700
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
制御・システム工学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
細江 陽平 京都大学, 工学研究科, 助教 (50726411)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 制御工学 / 確率系 / 線形行列不等式 / 確率的動特性 / 不確かさ / 出力フィードバック / データ同化 / 機械学習 / 確率論 / ロバスト制御 / ランダムダイナミクス / リアプノフ不等式 / ランダム行列 |
研究成果の概要 |
ダイナミクスが確率的であるような系(システム)を取り扱うことが可能な制御理論を,適用可能な制御対象のクラスの拡大,安定性以外の性能指標への対応,実用性の向上,という3つの観点から高度化した.より具体的には,マルコフ過程によりダイナミクスが定まる確率系の制御,H2やH∞性能を考慮可能な条件式の導出,出力フィードバック制御器の設計等について検討し,成果が得られた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
制御理論の適用が望まれる対象は近年の計算機性能の向上にともなって多様化しており,確率的なダイナミクスを考慮可能な制御理論のニーズも今後確実に高まると考えられる.本研究の成果は,そのようなニーズに応えるための一助になると期待される.本研究で開発した確率制御理論は統計学的なアプローチとの相性がよいと考えられ,そのような方向性での活用にも期待している.
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