研究課題/領域番号 |
17K14726
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地盤工学
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研究機関 | 防衛大学校(総合教育学群、人文社会科学群、応用科学群、電気情報学群及びシステム工学群) |
研究代表者 |
野々山 栄人 防衛大学校(総合教育学群、人文社会科学群、応用科学群、電気情報学群及びシステム工学群), システム工学群, 講師 (00624842)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 杭基礎 / 可視化 / 模型実験 / 数値解析 / 画像解析 / 地盤工学 |
研究成果の概要 |
従来の実験技術では,杭基礎およびその周辺地盤の実際挙動を時間的連続的に可視化する術がなかった.本研究では,屈折率整合法と呼ばれる新しい実験技術の適用性の確認も含め種々の検討を行い,実験方法を整備した.得られた知見を踏まえて杭の載荷可視化実験を行い,杭と地盤の相互作用メカニズムの検討を行った.載荷中における地盤内の杭の実際挙動を観察し,単杭の水平載荷時に地盤に及ぼす影響範囲を可視化した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
従来の地盤工学における模型実験技術では,時々刻々と変化する地盤内部の変形現象を時間的連続的に捉えることが難しかった.一方,屈折率整合法では連続した情報を時間的に連続で得ることができる新しい実験技術である. 本研究の成果をさらに発展させることで,杭基礎と地盤の変形挙動が定量的に予測できる可能性があり,適切な杭基礎工法の選定,合理的な設計につなげることが可能となる.
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