研究課題/領域番号 |
17K14739
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
土木計画学・交通工学
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研究機関 | 東京大学 (2018-2019) 神戸大学 (2017) |
研究代表者 |
浦田 淳司 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (70771286)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 避難計画 / 離散選択 / 動的計画法 / 社会ネットワーク / 避難行動 / 相互作用 / シミュレーション / 避難交通 / 目的地選択 / 最適制御 / リスク認知 / 交通工学・国土計画 / 交通需要マネージメント / 都市計画・建築計画 / 減災 |
研究成果の概要 |
周辺にいる他者や連絡行動をとった他者の避難開始選択と,連絡をとる相手を予測するモデルを構築し,他者の避難行動が一つの地区内で伝播する様子を評価できるシミュレーションの構築を行った.また,時間経過とともに動学的に変化する将来想定を反映した動学的意思決定モデルを構築した.災害時下では将来の正確な想定が困難であることを反映した意思決定を表現できる.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
周辺他者による影響とその伝播過程を評価するモデルフレームを構築したことで,既存モデルでは評価できなかった率先避難等の施策を評価可能とした.災害は稀少現象であり,生じる災害規模は予測しがたい.そこ,他者の避難行動を参考にして,自分の行動選択の参考とすることが多く,こうした行動を再現・予測できる.また,時々刻々と変化する災害の状況を反映した動的な制御を可能とするため,将来を考慮した災害時行動を再現できるオリジナルなモデル構築を行った.
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