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大規模駅空間を対象としたマルチスケール型動的歩行者挙動シミュレーションの構築

研究課題

研究課題/領域番号 17K14744
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 土木計画学・交通工学
研究機関東京理科大学

研究代表者

柳沼 秀樹  東京理科大学, 理工学部土木工学科, 講師 (70709485)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
キーワード歩行者モデル / 離散選択モデル / Wi-Fiパケットセンサ / マルチスケール / 構造推定 / HPC / シミュレーション / 相互作用 / 交通工学・国土計画 / 交通需要マネージメント / シミュレーション工学 / ハイパフォーマンス・コンピューティング
研究成果の概要

本研究は,空間計画の評価を念頭に歩行者の交通行動を精緻に記述するモデルならびにそれらを実装したシミュレーションシステムの構築を試みるものである. これにより,大規模ターミナル駅などの歩行空間を対象としたリノべーション計画の事前評価や設計へのフィードバック,安全性の検討等に資することが期待される.
本研究の成果は大きく以下の3点である.1) Wi-Fiパケットセンサを活用した屋内外歩行空間における歩行者行動データの観測・収集方法の構築.2) 観測データ と離散選択モデルを統合したマクロ・ミクロ歩行者行動モデルの構築,3) 高速なシミュレーションシステムの実装と実空間への適用.

研究成果の学術的意義や社会的意義

都市内における歩行空間計画は,歩行者の処理性能を基本とした画一的な設計と実施が行われてきたが,昨今の多様化する都市空間のあり方を議論することは難しい状況にあった.本研究では,歩行者行動の観点からWi-Fi観測によるデータ取得からモデリング,シミュレーションまでを一体的に扱えるフレームワークを構築した.
学術的意義としては,歩行空間を軸とした体系的な枠組みの提示,離散選択モデルを援用したマクロ・ミクロな歩行者モデリングに新規性がある.また,社会的意義としては,これまで困難であった歩行者流動計測手法の確立と実務的レベルでの適用を念頭に置いたシミュレーションシステムの実装に有用性がある.

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2021-02-19  

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