研究課題/領域番号 |
17K14754
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
建築構造・材料
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
佐藤 公亮 東北大学, 工学研究科, 助教 (50788510)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 角形鋼管 / 箱形断面 / 正方形中空断面 / 局部座屈 / SH / 最大耐力 / 塑性変形能力 / 弾性局部座屈耐力 / 全塑性耐力 |
研究成果の概要 |
本研究では鋼構造建築の柱材として多用される角形鋼管や箱形断面の正方形中空断面部材を対象として,局部座屈で決定される最大耐力と塑性変形能力を,弾性局部座屈耐力と全塑性耐力に基づく新規幅厚比尺度SHにより,従来の幅厚比だけでなく辺長比,角部アール,曲げモーメント勾配,二軸曲げ,軸力比,降伏応力度,降伏比に対応した形式で評価している.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
鋼構造建築の耐震性能を正確に評価するために,正方形中空断面柱の局部座屈挙動を解明する必要がある.実際に,鋼構造建築の大規模震動実験において正方形中空断面柱に局部座屈が発生して建物全体が崩壊しており,その局部座屈の解明は重要な課題である.本研究では局部座屈で決定される最大耐力と塑性変形能力を従来よりも合理的に評価しており,これは耐震性能の向上に貢献する成果である.
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