研究課題/領域番号 |
17K14835
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
構造・機能材料
|
研究機関 | 兵庫県立大学 |
研究代表者 |
野崎 安衣 兵庫県立大学, 工学研究科, 助教 (60795516)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
|
キーワード | アモルファス合金 / 多孔質金属酸化物 / 水素生成反応 / 酸化セリウム / 触媒材料 / 多孔質金属 / アモルファス |
研究成果の概要 |
当該研究ではアモルファス合金を出発原料として新規金属酸化物を調製し,触媒担体として利用することで触媒の性能を飛躍的に向上させることを目的とし,Ce-Alアモルファス合金を作製し,NaOH水溶液に浸漬させることで選択的にAlを溶出し,得られた多孔質CeO2の触媒担体としての構造や特性について検討したところ,前駆体のCe-Al合金の原子配列が多孔質CeO2の構造に強く影響することを見出し,Ce-Alアモルファス合金を前駆体とすると非常に微細かつ高表面積な球状多孔質CeO2を得られ,Ce-Al結晶合金を前駆体とするとロッド状多孔質CeO2を得た.さらに水素生成反応に応用することで高い触媒活性を得た
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では金属酸化物の1つとしてCeO2を調製した.本研究で調製するCeO2他のCeO2に比べ非常に高い表面積を示すことが分かり,さらに前駆体の原子配列を変えることでCeO2の形状制御が可能であることを明らかにした.CeO2の形態は触媒特性に強く影響することから今後更なる触媒活性の向上が見込まれる.
|