研究課題/領域番号 |
17K14837
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
構造・機能材料
|
研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
近藤 亮太 関西大学, 化学生命工学部, 准教授 (60709088)
|
研究協力者 |
竹下 博之
大洞 康嗣
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
|
キーワード | MgH2 / Ti合金 / 水素化物 / 触媒 / 内包MgH2 / 結晶粒径 / マグネシウム / 欠陥 |
研究成果の概要 |
高速作動ー高容量のMg系水素貯蔵材料の開発をすべく、表面処理やMg結晶粒径、水素化条件が及ぼすMg水素化物の組織への影響を明らかにした。また、表面処理の際にTi系合金に着目し、Ti系合金において微量の触媒金属添加でも効果的に触媒能を発揮することを明らかにした。Mgにおいて、水素化反応は表面だけなく、内部でのMgH2生成も可能であることが示された。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
Mgは理論的には高容量水素貯蔵密度を有しながらも、実容量を理論容量まで到達させるには、Mg粉末の微粉化や高ひずみの導入、触媒添加など様々な処理が必要となる。本研究成果により、Mgの水素化過程は表層のみならず内部からも水素化可能であることを示し、ハンドリングの良い水素貯蔵材料開発に資する結果が得られた。特にTi系合金で触媒能を発現することが可能であることが示され、材料の高機能化の一助となると期待される。
|