研究課題/領域番号 |
17K14924
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
エネルギー学
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研究機関 | 小山工業高等専門学校 |
研究代表者 |
加藤 岳仁 小山工業高等専門学校, 機械工学科, 准教授 (90590125)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 有機無機ハイブリッド太陽電池 / 電荷分離 / 相分離構造制御 / 金属アルコキシド / 薄膜太陽電池 / 有機無機ハイブリッド材料 / ナノ構造 / 相分離サイズ / マルチ電荷発生機構 / 太陽電池 / 光電変換 |
研究成果の概要 |
本研究は、従来の2成分系バルクヘテロ相分離構造における電荷生成能力を大きく上回る3成分系バルクへテロ相分離構造によるマルチ電荷発生機構の構築とそれを用いた塗布型超高効率有機無機ハイブリッド太陽電池の開発を目指した。本太陽電池における電荷マネージメント層としての3 成分バルクヘテロ相分離構造の作製に向けた相分離サイズの実験的な見積もりを行うことができ、更にそれらの結果を用いて、最適な相分離構造モデルの設計を行うことができた。また、機能層としても用いる酸化物半導体プリカーサーのキャリア輸送能の改善を加水分解処理とナノ構造体の超高分散により実現できる可能性を示すことができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では従来の2成分系バルクヘテロ相分離構造における電荷生成能力を大きく上回る3成分系バルクへテロ相分離構造によるマルチ電荷発生機構の構築とそれを用いた塗布型超高効率有機無機ハイブリッド太陽電池の開発を目指し、塗布プロセスの利用による低コスト化の実現と無毒材料の採用による安全性の兼備について、その可能性を示すことができた。
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