研究課題/領域番号 |
17K14970
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
神経化学・神経薬理学
|
研究機関 | 国立研究開発法人理化学研究所 |
研究代表者 |
GUY ADAM・TSUDA 国立研究開発法人理化学研究所, 脳神経科学研究センター, 研究員 (30634779)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | Lipid biology / Neuroscience / Developmental biology / Molecular biology / Cell biology / Lipid Biology / Cell Biology / Molecular Biology / 神経科学 / 脳・神経 / 脂質 / 発生・分化 |
研究成果の概要 |
神経軸索誘導分子は、成長中の神経系内で正しい神経回路形成に必要とするシグナル伝達分子。私は以前、リゾホスファチジルグルコシドという誘導分子が脊髄の痛覚ニューロン回路構築を制御することを解明した。本研究では、神経系の幹細胞であるラジアルグリアがリゾホスファチジルグルコシドを作る分泌型ホスホリパーゼA2 V(sPLA2 V)という酵素を発現していることを発見しました。sPLA2 Vの遺伝子欠損マウスの脊髄には痛覚ニューロンが誤った位置に軸索を伸長する。したがってラジアルグリア細胞のsPLA2 V酵素は痛覚ニューロンの神経回路形成に必要であることを明らかにしました。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
I determined that a single isoform of secreted PLA2 enzyme, sPLA2 V, is required for normal embryonic development of nociceptive axon tracts in spinal cord. sPLA2/LysoPtdGlc-signaling is required for normal nociception, therefore this mechanism may play a role in disorders such as neuropathic pain.
|