研究課題/領域番号 |
17K15103
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物物理学
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研究機関 | 兵庫県立大学 (2019) 名古屋工業大学 (2017-2018) |
研究代表者 |
山田 大智 兵庫県立大学, 生命理学研究科, 助教 (90793191)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | バイオインフォマティクス / 赤外分光法 / 祖先配列 / 構造機能相関 / 光回復酵素 / クリプトクロム / 生物物理 / ロドプシン様タンパク質 / 古環境 / 生体生命情報学 / 進化 / 生体分子 / 蛋白質 |
研究成果の概要 |
本研究では、情報生物学と機能測定実験を組み合わせることで、同じ共通祖先由来にもかかわらず異なる機能をもったタンパク質群である光回復酵素/クリプトクロムファミリーの分子進化から機能発現機構の解明を目指した。その結果、祖先型に近い機能を持つ蛋白質の特定とDNA修復に重要な機能メカニズムの一端を明らかにした。また、これらの技術を利用して、他のタンパク質への応用も行い、ロドプシン類の進化において新たな知見を得ることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、情報生物学と機能測定実験を組み合わせること、計算と実験を統合した新しい学問分野を切り開く研究になった。また、これまで行われてきた研究とは異なるアプローチで、対象とする光回復酵素/クリプトクロムファミリーの機能発現機構の一端の解明に貢献し、更なる発展の可能性を示せた。また、他のタンパク質への応用することができることも示し、今後多くのタンパク質の研究に用いることができ、社会的にも意義のあるものだと言える。
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