研究課題/領域番号 |
17K15127
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
発生生物学
|
研究機関 | 奈良先端科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
秋山 隆太郎 奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 助教 (00790403)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
|
キーワード | クッペル胞 / 器官形成 / 器官サイズ / FGF / ロバスト性 |
研究成果の概要 |
本研究では、器官サイズのゆらぎを機能レベルで補償する新規ロバスト性獲得メカニズムについて解明することを目的とした。ゼブラフィッシュ胚のクッペル胞をモデルとし、器官サイズと機能の同時評価やライブイメージングを組み合わせた解析を行った。その結果、クッペル胞では器官サイズに応じて繊毛の回転運動をファインチューニングすることにより器官機能を維持するという、新たな制御機構の一端が見えてきた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で得られた成果は、生命が個体や器官の大きさをどのように制御・維持しているのかについて、特に機能との関連からその仕組みを考える上で、重要な知見となる可能性がある。また、本研究による器官サイズ制御機構の理解は、再生医療に必須な「器官の大きさを自由に操る技術」などの応用面への展開が期待される。
|