研究課題/領域番号 |
17K15146
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
植物分子・生理科学
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研究機関 | 国立研究開発法人理化学研究所 |
研究代表者 |
池内 桃子 国立研究開発法人理化学研究所, 環境資源科学研究センター, 訪問研究員 (00633570)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 器官再生 / 細胞リプログラミング / 転写制御 / 遺伝子発現制御 / 再生 / 植物ホルモン / 細胞分裂 |
研究成果の概要 |
植物は体が傷つくと傷口にカルスという細胞塊を形成して傷口を塞いだり細胞塊から新たな再生芽や不定根を作るが、こうした異なる再生現象が相互にどのような関係にあるのかについてはこれまで分かっていなかった。本研究では、ホメオボックス型の転写因子をコードするWOX遺伝子が、傷口で機能して塞ぐ作用と再生芽・不定根を作る作用のトレードオフを制御していることを発見した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
組織培養系での再生芽誘導はゲノム編集技術などの多くの重要な応用技術の中核をなすステップである。本研究では、再生芽誘導効率を負に制御する遺伝子を同定して機能解析を進めた。この遺伝子の配列や機能は陸上植物に広く保存されているため、本研究の成果が農作物での組織培養効率を高めることにつながることが期待できる。
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