研究課題/領域番号 |
17K15159
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
動物生理・行動
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
佐藤 恵太 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 助教 (80725622)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 光受容 / 非視覚性光受容 / オプシン / 非視覚光受容 / メダカ / ピノプシン / 生理学 / 神経科学 |
研究成果の概要 |
逆方向光受容体Opn5L1の生理機能を調べるため、Opn5L1発現細胞に特異的にレポーター遺伝子(コムギ胚芽凝集素、緑色蛍光タンパク質、ニトロレダクターゼ)を発現するメダカの作製を試みた。遺伝子組み換えメダカを作製するため、Opn5L1プロモーター下でCREを発現するベクターと、βアクチンプロモーター下CRE依存的にレポーター遺伝子を発現するベクターで、心筋の蛍光観察によって遺伝子導入の可否をスクリーニングできるベクターを構築した。また、遺伝子組み換えメダカの行動を様々な光環境において半自動的に記録し、解析するための装置を構築した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
光が動物の生理機能におよぼす影響についての理解は、太陽光、月光、あるいは生物発光や人工的な光など様々な光源が存在するこの世界にヒトを含む動物がどのように適応し、生活しているかを理解するために重要である。形・色・動きを捉えるための光受容システムである視覚は非常によく研究が進んでいるが、非視覚性の光受容システムに関してはまだまだ知見が少ない。 本研究の成果をもとにトランスジェニック動物を作製し、解析を進めることによって、非視覚性の光受容に関する理解が進み、動物がどのように光を利用するかについて理解が広がると期待される。
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