研究課題/領域番号 |
17K15176
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物多様性・分類
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
フレデリック シニゲル 琉球大学, 熱帯生物圏研究センター, ポスドク研究員 (10625940)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | Scleractinia / Mesophotic / Coral / Biodiversity / mesophotic / cnidaria / biodiversity / biogeography |
研究成果の概要 |
本研究では、熱帯域に位置するコーラルトライアングル(CT)と沖縄海域の深場(水深30m以深)に生息するサンゴの多様性を比較し、その関係性を明らかにした。そのため沖縄、フィリピン、インドネシアの深場におけるサンゴの分布およびいくつかの種の遺伝的多様性を調べた。その結果、3海域で深場サンゴの群集構造にはわずかな違いがあることが示された。一方、いくつかの種では遺伝的多様性には類似性が確認された。本研究の成果はCT海域におけるサンゴの種の系統地理学的研究を発展させるための基礎情報となることが期待される。さらに今回の調査では、従来CT海域に分布の記録がなかったサンゴ種の生息が確認された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
This project showed that MCEs in Japan and the CT are connected. It acted as starting point for studies on MCEs in Indonesia, established an international core of MCE researchers in the wider CT region and opened opportunities for students from the CT to be trained to MCE research in Japan.
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