研究課題/領域番号 |
17K15220
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
園芸科学
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研究機関 | 宇都宮大学 |
研究代表者 |
黒倉 健 宇都宮大学, 農学部, 講師 (10650898)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 多年生 / Fragaria / 野生種イチゴ / 開花期間 / QTL-seq / 休眠 / 栄養成長 / 生殖成長 / バラ科 / イチゴ / 園芸学 / 成長相転換 |
研究成果の概要 |
これまでの花成に関する研究は「花芽ができる」ことについての研究が主であり,多年生草本で行われる「花芽の形成が終わり,再び成長を再開する」ことに関する研究事例は少なく,どのような遺伝子が花を作る期間を決めているのか不明であった. 本研究では,多年生植物の例として野生種イチゴを用い,これら遺伝子の解明を試みた.その結果,花芽を作る期間を決める遺伝子は複数存在し,その中に,花芽の形成を抑制する遺伝子が含まれることが示された.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまでの花成に関する研究は「花芽ができる」ことについての研究が主であり,多年生植物で行われる「花芽の形成が終わり,再び成長を再開する」ことに関する研究事例は少なく,真の意味で多年生を理解することにはつながっていなかった. 本研究により,多年生植物の生長再開のメカニズムの一端が明らかにされたとともに,実用植物(イチゴ)に近いモデルで研究が行われたことから,実用作物においても収穫期を延長するなどの応用が期待される.
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