研究課題/領域番号 |
17K15230
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
植物保護科学
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
関根 健太郎 琉球大学, 農学部, 准教授 (30574058)
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研究協力者 |
Kachroo Pradeep University of Kentucky
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 過敏感反応 / ウイルス抵抗性 / 葉緑体 / プロテオーム解析 / 変異体解析 / シロイヌナズナ / キュウリモザイクウイルス / 抵抗性遺伝子 / RCY1 / トランスクリプトーム / 基礎的防御 / シグナル伝達系 / 脂肪酸代謝 / 誘導抵抗性 / 植物 / シグナル伝達 |
研究成果の概要 |
ウイルスに対する植物の抵抗性遺伝子が駆動する過敏感反応のシグナル伝達に関与するタンパク質をプロテオーム解析ならびに順遺伝学的手法によって複数同定した.いずれも葉緑体の形成に関わる因子であり,過敏感反応のシグナル伝達系を活性化するために必要であると考えられた.同定されたタンパク質をコアとした葉緑体をプラットフォームとしたシグナル伝達ネットワークの存在を示す端緒を得ることができた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
植物ウイルス病害は,他の微生物病害と異なり,農薬による防除が難しく,植物の病害抵抗性機構を利用した新たな病害防除技術の開発が求められている.病害抵抗性機構における葉緑体の機能は未だ明らかになっていない部分が多く,ウイルス抵抗性の全容解明に向けて,本研究では,病害抵抗性に関与するタンパク質として,葉緑体の形成に必要なタンパク質を複数同定することができ,抵抗性反応全容解明に向けた端緒を得た.
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