研究課題/領域番号 |
17K15241
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用微生物学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
熊野 匠人 筑波大学, 生命環境系, 助教 (70585025)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | ピペリン / 加水分解 / 微生物代謝 / 代謝 / 新規代謝酵素発見 / 微生物 / 酵素 / 食品 |
研究成果の概要 |
本研究ではピペリン分解酵素を初めて微生物より単離精製し、遺伝子配列を同定することができた。本酵素は培地にピペリンが存在する時のみ発現が見られたことから、誘導酵素であった。さらに、本酵素の諸性質として、酵素動力学定数の算出を行うとともに、酵素阻害剤として約20種類の低分子化合物と金属の影響について検討を行った。一方で、酵素遺伝子のクローニングには成功したものの、大腸菌、放線菌(Streptomyces 1種、Rhodococcus 5種)を宿主とした異種発現は成功しなかった。 本研究により、ピペリンの天然における代謝の初発反応を初めて解明することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、コショウに含まれるピペリンの天然における代謝の初発反応が明らかになった。微生物よりピペリン分解酵素の単離精製に成功し、これまでわかっていなかった新規酵素が発見できたことは学術的に重要な成果である。本研究ではピペリン分解産物の構造についても明らかにした。代謝産物がわかればその生理活性についても研究をすることができる。
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