研究課題/領域番号 |
17K15250
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用微生物学
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研究機関 | 北里大学 |
研究代表者 |
松尾 洋孝 北里大学, 北里生命科学研究所, 特任助教 (70613694)
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研究協力者 |
廣瀬 友靖
岩月 正人
浅見 行弘
野中 健一
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 天然物化学 / 新規有用物質 / 二次代謝産物 / 含窒素天然物 / 深海由来糸状菌 / 新規含窒素物質 / PC screening / 深海sijyoukinn / Sarcopodium属 / 細胞毒性 / 微生物利用学 / 微生物 |
研究成果の概要 |
深海・地殻由来糸状菌を探索源とした新規有用物質探索を目的に、物質の物理化学的性状(物質の特徴)を指標としたスクリーニング (physiocochemical screening) を行った。280 株の糸状菌が 4 種類の培地で培養された計 1120 サンプルの中から新規有用物質を探索した結果、3 株の糸状菌から計 5 種の新規物質の取得に成功した。これらの物質は取得後、様々な有用活性が見出され、医薬品等のシード物質として活用できることが期待される。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年、科学技術の発展にともない、深海の探索が可能となってきた。そして、深海にも様々な生物が生存しており、糸状菌も多く存在していることが明らかになってきた。深海のような極限環境に適応するため、深海の糸状菌は陸上の糸状菌と異なる物質を生産していることが期待されている。 本研究により、深海の糸状菌は新規有用物質を生産していることが明らかとなり、今後、それらの物質が医薬品などに活用されることを期待したい。
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