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高等菌類が保有する植物・動物性多糖のホスホリラーゼ依存型糖代謝機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号 17K15251
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 応用微生物学
研究機関日本獣医生命科学大学

研究代表者

知久 和寛  日本獣医生命科学大学, 応用生命科学部, 講師 (30711618)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
キーワード微生物酵素 / 高等真菌 / キノコ / オリゴ糖 / 代謝 / 酵素 / 応用微生物 / 糖 / バイオマス / バイオテクノロジー
研究成果の概要

高等菌類であるキノコは,地球上の生態系における炭素循環システムの維持に大きく貢献しており,植物性・動物性多糖の代謝機能に優れた微生物種の一つである。キノコはこれら多糖を効率的に分解・資化するための多様な糖関連酵素を保有しているものの,特にその細胞内代謝に関わる酵素についてはあまり解析が進められていない。
本研究において,キノコが保有する植物性・動物性多糖の細胞内代謝に関与する多様な糖質分解酵素群を発見することができ、その系統学的分類や基質特異性などの新しい学術的知見を蓄積することが出来た。本研究成果は、高等真菌類におけるユニークな代謝機構を理解するための基盤になっていくだろう。

研究成果の学術的意義や社会的意義

申請者らは多くの細菌種より新規ホスホリラーゼを発見している。この発見は微生物が自然環境下で生存競争に勝ち残るために,多糖・オリゴ糖をエネルギー獲得に向けて効率良く代謝する、ホスホリラーゼ依存型代謝系の存在を示唆するものである。本研究は高等菌類であるキノコにおいて初めて,その代謝系を解明することを目的にしたことに学術的意義がある。
特にキノコにおいては植物性・動物性多糖の細胞内代謝系に関与する多様な酵素群の存在は示唆されつつも、十分な解析が進められていない。本研究成果は、高等真菌類であるキノコが保有するユニークな糖代謝機構を解明するための,重要な学術的知見の一つになっていくだろう。

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 備考 (1件)

  • [備考] 日本獣医生命科学大学 応用生命科学部 食品科学科 食品安全学教室 研究紹介

    • URL

      https://www.nvlu.ac.jp/food/members/008.html/

    • 関連する報告書
      2019 実績報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2021-02-19  

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