研究課題/領域番号 |
17K15268
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
食品科学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
荻田 佑 信州大学, 先鋭領域融合研究群バイオメディカル研究所, 助教(特定雇用) (50738010)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 抗炎症効果 / 肥満モデルマウス / Flavonifractor plautii / 腸内細菌 / 緑茶 / 肥満 |
研究成果の概要 |
本研究では肥満マウスにおいてFlavonifractor plautii(F. plautii)が脂肪組織炎症の軽減に寄与するメカニズムの解明を目的とした。F. plautiiはCaco2細胞への炎症性サイトカインの処理による腸管バリア機能の低下を抑制する傾向にあった。RAW264.7細胞を用いた抗炎症性評価系で、F. plautiiに抗炎症性があることを示した。OVA感作マウスにF. plautiiを投与すると腸管関連リンパ組織内においてFirmicutes門に属する菌が特異的に増加した。肥満マウスへのF. plautiiの投与により、精巣上体脂肪組織のTNF-α遺伝子発現が減少した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、生活習慣病の起因となる、肥満にともなう脂肪組織の炎症が、食品(緑茶)摂取による腸内細菌Flavonifractor plautiiの増加で抑制されることが明らかとなった。食品の摂取による腸内細菌の変化に着目することで、食品による新たな生活習慣病の予防戦略をもたらしうると考えられる。
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