研究課題/領域番号 |
17K15275
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
食品科学
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研究機関 | 東京理科大学 |
研究代表者 |
八代 拓也 東京理科大学, 基礎工学部生物工学科, 助教 (00726482)
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研究協力者 |
綿貫 優実
山口 昌樹
笠倉 和巳
西山 千春
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | ケンフェロール / AhR / RALDH2 / Kaempferol / Aldh1a2 / レチノイン酸 / 経口免疫寛容 / アレルギー / 食品 / 発現制御 |
研究成果の概要 |
腸管樹状細胞に特異的に発現するRALDH2は、レチノイン酸合成酵素であり、食品などに対する免疫寛容の誘導に必須である。本研究では、RALDH2の発現を亢進する食品成分としてケンフェロールを同定した。RALDH2の発現はAhRという転写因子によって負に制御されており、ケンフェロールはAhRの機能を阻害することでRALDH2の発現を亢進することが明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
食物アレルギーの対処法は、アレルゲン食品の除去が一般的であったが、昨今、アレルゲン食品を少量ずつ食べ続けることで耐性獲得を目指す経口免疫寛容法に注目が集まっている。ケンフェロールを摂取すると、腸管樹状細胞でのRALDH2発現が亢進し、経口免疫寛容成立に対して補助的な機能を発揮することが期待される。
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