研究課題/領域番号 |
17K15313
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
水圏生産科学
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研究機関 | 国立研究開発法人水産研究・教育機構 |
研究代表者 |
河東 康彦 国立研究開発法人水産研究・教育機構, 増養殖研究所, 研究員 (90634220)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | マダイイリドウイルス / 培養細胞 / ワクチン / ウイルス複製阻害 / アポートシス / アポトーシス / 水産学 |
研究成果の概要 |
マダイイリドウイルス(RSIV)の培養細胞におけるウイルス産生効率の低さは、感染細胞においてウイルスの複製が途中で阻害されているためだと示唆された。Annexin VやTUNEL法による観察では、アポトーシスがRSIV感染細胞における複製阻害に関与している可能性は低いと考えられた。RSIV感染細胞の網羅的なトランスクリプトーム解析により、感染細胞で顕著に発現量が上昇していた遺伝子が確認された。これらの遺伝子のウイルス複製阻害への影響を明らかにするために、siRNAを用いたノックダウン試験を実施したが、siRNAを導入していない感染細胞の影響が強く出たためにノックダウンの効果を判定できなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
マダイイリドウイルスの培養細胞におけるウイルス産生効率の低さは、感染細胞においてウイルスの複製が途中で阻害されているためだと示唆され、その因子についても複数推定された。この情報を基に、効率的なマダイイリドウイルス病ワクチンの製造に繋げられる可能性がある。
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