研究課題/領域番号 |
17K15328
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
経営・経済農学
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研究機関 | 国際連合大学サステイナビリティ高等研究所 (2018) 東京大学 (2017) |
研究代表者 |
ギータ モハン 国際連合大学サステイナビリティ高等研究所, サステイナビリティ高等研究, Research Fellow (90647075)
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研究協力者 |
Lang N T High Agricultural Technology Research Institute for Mekong Delta, Director
Reddy A. Amarendar National Institute of Agricultural Extension Management, Director
Swain Dillip Kumar Indian Institute of Technology Kharagpur, Agronomy (Agricultural Systems and Management), Agricultural and Food Engineering Department, Professor
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | Rice crop / climate change / management practices / fertilizer applications / rural Vietnam and India / rainfed / adaptation measures / Climate change / rice production / management strategies |
研究成果の概要 |
本研究は、ベトナムとインド農村の天水農業地域における稲作生産に対して、気候変動が与える経済的影響を明らかにするとともに、これらの地域の天水稲作の単収を向上させる農業管理方法を提示することを目的とする。世帯調査から明らかとなった主なこととして、農家は干ばつ、洪水、低地(塩水遡上)など状況の変化による単収の変動を減少させるための新しい管理技術や方法を取り入れたい意向を持っていることがあげられる。本研究では、農家の圃場で試験栽培を実施し、稲作生産の単収を向上させる潜在的な農業管理方式を示した。社会に対しても直接的な影響を持つ。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
農地で実施した稲作実験は、農民たちに農作物増産のための管理方式を理解する機会を与えた。本研究で画期的な農業管理戦略が確認されれば、農民の生計向上に大きく貢献し、生計の大半を米作に依存する人々の飢えや貧困削減に寄与し、社会に対しても直接的な影響を持つ。また、能力研修や国際会議での発信を通して、学術界・市民社会にも広く成果が共有・普及される。
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