研究課題/領域番号 |
17K15334
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
経営・経済農学
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
大石 卓史 近畿大学, 農学部, 准教授 (00555667)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 生態系保全型農業 / 環境保全型農業 / 環境調和型農林水産 / 農業経済学 / 農林水産物 |
研究成果の概要 |
生態系保全型農業の持続性を高めるためには、環境面では保全活動の効果的な実施等が、経済面では関連農産物の販売・ブランド化による農業者の収益確保等が、社会面では農業者のみならず多くの関係者の理解・支持の獲得等が重要となる。 また、活動初年度から数年間においては、まずは環境面での活動を中心的に行い、生態系配慮型の農業生産技術を獲得した後に、関連農産物の販売・マーケティング活動を進めることで、生態系保全型農業や関連農産物のブランド化を図ることが期待される。そしてさらには、地域への活動の浸透や活動規模の拡大に向けた検討・実践を行うことが望ましい。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
我が国では、農業の近代化や農山村における過疎高齢化等によって、農業生態系の劣化が進行している。このような中、生態系保全型農業は、農業生態系の適切な保全と利用を行うための有効な手段であり、地域農業の持続性を高める観点からもその普及・発展が望まれる。本研究を通じて、生態系保全型農業の取り組みの実施や継続のために求められる条件や導入モデルを明らかにすることで、生態系保全型農業に関心を持つ主体の参入促進や、取り組みの継続性の向上等に貢献することが期待される。
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