研究課題/領域番号 |
17K15339
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会・開発農学
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研究機関 | 高崎経済大学 |
研究代表者 |
黒崎 龍悟 高崎経済大学, 経済学部, 准教授 (90512236)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 農民グループ / タンザニア / ボトムアップ / イノベーション / ネットワーク / 普及 / マイクロファイナンス / 適正技術 / 内発的発展 / 波及と普及 / 農民交流 |
研究成果の概要 |
ボトムアップ型の農業普及事業に資するため、タンザニア農村を事例にして、どのように農民発のイノベーションが発生し、広がりうるのかを明らかにすることを課題とした。対象地では、マイクロファイナンス活動を主軸とする農民グループのネットワークが情報の共有や新たな技術の普及という多機能性を有していることが明らかになった。多機能な農民グループが草の根で連帯することによって、農民発のイノベーションが広域に普及する機会となる可能性が考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
アフリカ農村を事例に、農民主体のイノベーションを取り巻く実態に関する実証的なデータを示した。本研究の成果は、イノベーションの発生から普及までのトータルなボトムアップ・プロセスの理解に寄与し、イノベーションの発生要因の解明に重点を置きがちな従来の研究の幅を広げるものである。また、本研究の成果はミクロ・レベルで実践活動を担う援助関連団体が、広域的な活動へと展開する際の参考となる情報を提供する。
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