研究課題/領域番号 |
17K15340
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会・開発農学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
藤原 敬大 九州大学, 農学研究院, 准教授 (20637839)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 生産林 / 人工林 / 産業造林 / コミュニティフォレストリー / アグロフォレストリー / 土地改革 / 社会林業 / インドネシア / 森林政策 / コミュニティ林業 |
研究成果の概要 |
天然林に比べて単位面積当たりの生産可能量が大きい人工林は、天然林を保護しながら、増大する熱帯材需要を満たすための手段として重要性を増している。本研究は、インドネシアで規模、保有形態、地理的条件が異なる人工林の事例(コミュニティ人工林・産業造林・私有林)を比較し、持続可能な熱帯人工林の条件について検討した。どの人工林も長所と短所があり、地域性に応じて、それぞれの特徴を活かした組み合わせをしていく事が、国全体の持続可能な熱帯人工林の開発で重要であることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は、規模、保有形態、地理的条件が異なる熱帯林人工林の事例の比較を通じて、それぞれの特徴を明らかにし、持続可能な熱帯人工林の開発の条件を提示したことである。また社会的意義として、本研究の成果に基づき、私たちの身近で販売されているインドネシアの紙製品を事例として、産業造林が抱える課題を分かりやすく説明した一般読者向けの図書を出版し、SDGsの議論の活性化や消費者の意識の向上に貢献したことである。
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