研究課題/領域番号 |
17K15344
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地域環境工学・計画学
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研究機関 | 鳥取大学 |
研究代表者 |
兵頭 正浩 鳥取大学, 農学部, 准教授 (60611803)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 埋設管 / 耐力評価 / 農業および下水道分野 / 管体挙動 / とう性管 / 不とう性管 / 農業および下水分野 / 埋設環境 / ヒューム管 / FRPM管 / 塩ビ管 / 数値解析 / 内面載荷法 / 評価基準 / 自動化 / 農業用パイプライン / パラメーターフィッティング / スタンダードモデル / RC管 / 実用化 / 荷重ー変形量の傾き / 機能診断 / 非破壊検査 / 断面内剛性 |
研究成果の概要 |
本研究では,埋設環境におけるとう性管および不とう性管に局所荷重を付与した際の変形挙動について評価を実施した。得られた結果は下記のとおりである。1)評価対象とするRC管は,製造業者や規格変遷があるため,断面内剛性および剛性低下特性は,各社によって異なることが明らかとなった。2)地上部では,とう性管と不とう性管の挙動は,同様の傾向を示したが,埋設状況では周辺地盤の影響を受けることから,挙動が異なることが明らかになった。3)FEM解析における現地盤や基礎材に応じた反力係数や締固め度合いを考慮した解析条件を設定することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
土圧の作用環境下において,管内面から鉛直方向の局所荷重を付与した際の管体の挙動および地盤の挙動を評価することができた。また,埋設管に用いられるとう性管および不とう性管などの管種においても評価を実施することができたことから,我が国のみならず世界各国で課題となっている埋設管の定量的な耐力評価手法開発に寄与するデータの蓄積がなされた。今後も継続した研究活動を続けることで,水資源の安定した配・排水機能を維持,事故などを防止できることから,適切な管理運用につながることが考えられる。
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