研究課題/領域番号 |
17K15394
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
統合動物科学
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研究機関 | 山梨大学 |
研究代表者 |
大我 政敏 山梨大学, 大学院総合研究部, 助教 (40644886)
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研究協力者 |
若山 照彦
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 個体形成能 |
研究成果の概要 |
精子と卵が受精することで生じる受精卵は将来子供になる。一見同じように見える受精卵であっても、母体に移植すると子供になれるものと途中で死んでしまうものの2者が存在する。本研究では、受精直後の1細胞期の胚で、この両者を見分ける技術を確立することを目的としている。もちろん、胚を殺してしまっては意味がないので、生きたまま細胞を観察する技術live imaging法を用いた技術開発を目標としている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
一見同じように見える1細胞期胚を、将来子になるものとなれないものとに生きたまま区別することができることには以下のような意義がある。学術的には、生まれられる胚と途中で死んでしまう胚の比較解析が可能となり、遺伝子発現レベルではどのような違いがあるのかという疑問の解明に繋がる。また、社会的には、母体に移植する前の胚の中から最良の胚を選択できるようになれば、不妊治療ならびに畜産部門においてこの知見は非常に価値あるものとなると考えている。
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