研究課題/領域番号 |
17K15397
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
昆虫科学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
横井 智之 筑波大学, 生命環境系, 助教 (80648890)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 解発物質 / ラクチュコピクリン / かじり行動 / 成分抽出 / バイオアッセイ / HPLC / レタス品種 / ニホンミツバチ / 出巣個体 / 採餌時間 / 非蜜源 / 加害 |
研究成果の概要 |
本研究では、ニホンミツバチがレタスの葉に対してかじりとりを行なう加害行動を示す生態的な意義を解明するために、飛来行動およびレタスの成分分析、レタス成分に対する反応実験を行なった。野外観察によって、本加害行動は秋時期に通常の花粉や花蜜採餌と同様に外勤個体の一部が行なっていることが明らかになった。またレタスに含有されているラクチュコピクリンが、かじり取り行動の解発物質と仮定して、バイオアッセイを行なったところ、レタス内の糖類など別物質が解発物質として機能している可能性が高いことが明らかになった。本研究により、ラクチュコピクリン以外の物質がミツバチによる加害を生じさせていると推測された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、ニホンミツバチがレタスのような作物の葉を加害する行動がどのように引き起こされているのかが明らかになった。レタス内の糖類が解発物質となってミツバチを引き寄せている可能性が高く、今後他の作物においても、同様の現象が起こりうるのかを検証する上でも重要な知見が得られたと考えられる。
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