• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

近代における日独学術交流が日本の緑地計画に果たした役割の評価

研究課題

研究課題/領域番号 17K15404
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 環境農学(含ランドスケープ科学)
研究機関兵庫県立大学 (2021)
筑波大学 (2017-2020)

研究代表者

新保 奈穂美  兵庫県立大学, 緑環境景観マネジメント研究科, 講師 (40778354)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
キーワード歴史 / 林学 / 造園学 / 日独交流 / ドイツ / 明治時代 / 歴史研究 / 緑地計画 / 造園 / 日本 / 大正 / 明治 / 開国 / 文献調査 / 歴史的研究 / 国際関係
研究成果の概要

本研究では、19世紀末にお雇い外国人教師として来日したハインリッヒ・マイルに注目し、新しく得られた資料を整理することで、マイルの国際交流による林学や造園学への影響を議論した。
結果、マイルが詳細に日本の樹木や森林、そして文化を観察し理解しようとしていたということ、そして人との交流を大事にしていたということがわかった。日本と他国との往来が簡単ではなかった時代に林学の基礎を築くにあたり、ドイツと日本を繋ぐ重要な人物になったマイルによる知識の伝達が役立ったと考えられる。他方、ドイツにとっても外国産樹種の理解と活用に果たしたマイルの功績は大きいとわかった。
研究成果に関しては、現在も論文を執筆中である。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の成果により、歴史的にドイツの影響を受けた日本の林学と造園学について、その姿勢や考え方をより深く理解することができ、これからの両学問、そして実践の場面に活かすことができる。また、本研究はハインリッヒ・マイルという人物といくらかの日本人らとの深い交流が、林学や造園学の基礎を築いたことを明らかにした。こうした、海外から来た人々との深い交流を通じて受ける影響や得られる利点を見直すことにより、これからますます国際化していく社会に活かすことができる。

報告書

(6件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2017-04-28   更新日: 2023-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi