研究課題/領域番号 |
17K15405
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境農学(含ランドスケープ科学)
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研究機関 | 金沢工業大学 (2020-2022) 首都大学東京 (2017-2019) |
研究代表者 |
片桐 由希子 金沢工業大学, 工学部, 講師 (50508190)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 公園管理 / 指定管理 / 多様な主体 / 少子高齢化 / 公園緑地 / 評価手法 / 情報共有 / パークマネジメント / 指定者管理制度 / コミュニケーションツール / 地域活動主体 / 評価システム |
研究成果の概要 |
本研究は、公園緑地の安定的な運営管理に向けた行政と管理者、市民を含む多様な主体とのコミュニケーションツールとしての公園緑地の運営管理の評価について、管理者と行政担当者へのヒアリング、利用者へのアンケートを通じ、地域性を踏まえた評価のあり方を検討した。対象は、自治体と利用者、或いは自治体間で、運営管理技術の交流機会が生じる事例として、全国緑化フェアを通じた都市公園の整備・改修、地域の多様な主体が、歴史的な経緯や地域性を背景に管理・運営に関わる事例として、都市計画公園として指定された都立霊園、都市公園として管理される河川緑地、レクリエーション施設として利用される海岸保安林を対象とした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、歴史的な経緯や地域性が反映された公園緑地の管理運営の体制を明らかにするとともに、地域の多様な主体による安定的な管理運営に資するコミュニケーションとして、地域特性や制度や体制の習熟度に即した評価の視点を整理した。人口縮小社会における緑地計画における論点として、社会的状況の変化に適応しながらストックとしての公園緑地の効果を継承する上で、管理運営の理念を共有する機会の重要性と、その事業の進展や世代交代などによる減衰や異同を明らかにした。
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