研究課題/領域番号 |
17K15418
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
化学系薬学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
熊田 佳菜子 東北大学, 薬学研究科, 助教 (30748504)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 炭素-水素結合官能基化 / 複素環化合物 / 銅触媒 / 酸化反応 / イソインドリノン / ラクトン / 触媒・化学プロセス / 炭素ー水素結合官能基化 / β-ラクタム / 有機化学 / C-H官能基化 / 遷移金属 |
研究成果の概要 |
炭素-水素結合を切断し,直接的に炭素-ヘテロ原子 (窒素,酸素,硫黄等) 結合を形成する反応は,あらかじめ基質にハロゲン等の官能基を導入する必要がないため,アトムエコノミーかつステップエコノミーに優れた有用な手法である.これまでに申請者は,本手法を分子内反応(閉環反応)に適用することで,効率的なイソインドリノン合成法を開発している.今回申請者は,本手法をより実用性の高いものとするために,生理活性物質合成に応用した.さらに,C(sp3)-O結合形成へとその適用を拡大し,効率的なラクトン合成を達成した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
C(sp3)-H結合の官能基化により,含sp3炭素複素環化合物であるイソインドリノンやラクトンの実用的な合成法を確立することができた.本手法は今後様々な複素環骨格構築法に応用していくことができると考えている.また,本研究成果により,直截的に生理活性物質や機能性材料の基本骨格として多く存在する含 sp3 炭素複素環化合物を安価かつ効率的に合成することが可能になると考えられ,医学・薬学・材料科学等の広範な分野に大きく貢献できる.
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