研究課題/領域番号 |
17K15472
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
天然資源系薬学
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研究機関 | 星薬科大学 |
研究代表者 |
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | インドールアルカロイド / オートファジー / キョウチクトウ科 / 二量体モノテルペンインドールアルカロイド |
研究成果の概要 |
インドネシア産Voacanga grandifoliaおよびTabernaemontana macrocarpa, マレーシア産Leuconotis griffithii、Leuconotis eugenifoliusを素材に、8種の新規を含む、計16種のモノテルペンインドールアルカロイドの分離に成功した。単離した化合物については、A549細胞(ヒト非小細胞肺がん)に対して細胞増殖阻害活性を評価した結果、 Leuconotis griffithiiおよびVoacanga grandifoliaから単離した6種の化合物が活性を示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
従来、抗がん剤に期待される作用は、がん細胞にアポトーシス細胞死を誘導する効果であった。しかしながら、近年、アポトーシス耐性を持つがん細胞が知られており、新たな抗がん剤としてオートファジーを制御する物質の利用が注目されている。本研究により、新たなリード化合物が見出されることが期待される。また、作用機構の解明により新規標的分子の解明も考えられる。
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