研究課題/領域番号 |
17K15490
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境・衛生系薬学
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研究機関 | 大阪樟蔭女子大学 (2019) 大阪大学 (2017-2018) |
研究代表者 |
一條 知昭 大阪樟蔭女子大学, 健康栄養学部, 准教授 (20513899)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 環境微生物 / 環境疾患 / 非結核性抗酸菌 |
研究成果の概要 |
非結核性抗酸菌症の感染源として考えられている土壌環境における非結核性抗酸菌について、非結核性抗酸菌の群集構造解析、並びに他の細菌や真核生物も含めた解析を進めた。その結果、(1)土壌環境には多様な種のNTMが存在し、M.avium、M.gordnaeは今回対象とした土壌には普遍的に存在していること、(2)M.aviumやM.gordnaeの存在割合と今回測定した物理化学的因子それぞれとの間には関連は見られないこと、(3)Mycobacterium属菌の群集構造にはサンプリングサイトとの関係が示唆されることなどを見出すことができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
得られた結果は、環境における非結核性抗酸菌の動態を理解するための基盤的知見となり、環境微生物学の観点から非結核性抗酸菌症の予防への貢献が可能となる。
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