研究課題/領域番号 |
17K15498
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
医療系薬学
|
研究機関 | 高崎健康福祉大学 (2019-2022) 群馬大学 (2017-2018) |
研究代表者 |
高橋 雄太 高崎健康福祉大学, 薬学部, 助教 (70509918)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | 抗体医薬品 / 血中薬物濃度 / バイオマーカー / 抗体医薬 / 個別医療 / 薬物動態 / プロテオミクス / 遺伝子多型 |
研究成果の概要 |
肺癌に使用される高額な抗体医薬品であるニボルマブの最適な投与設計法を確立するために薬物血中濃度解析法、薬効と副作用のマーカー探索法について検討した。 ニボルマブの薬物血中濃度を比較的簡便な方法で測定可能となり、ニボルマブ単独投与患者の検体を解析することが可能となった。癌関連のたんぱく質のトリプシン消化により得たペプチドを解析したところ、常法の血清プロテオミクスでは感度不足により、マーカーを得ることが困難であると評価した。本研究の科研費申請以降、薬効および副作用についてのマーカー解析の報告が散見されており、これらのマーカーとニボルマブの血中濃度との関連を現在検討中である。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
肺癌に使用される高額な抗体医薬品であるニボルマブの薬物血中濃度や血中の特定のタンパク質と薬効もしくは副作用に関連が認められることにより、薬効や副作用の予測方法の検討が可能となる。ニボルマブの薬効や副作用の予測方法を見出すことができれば適正使用を図ることが可能となる。さらには同様の薬効群の医薬品においても同様の検討を行うことにより、薬効や副作用の予測方法の検討を実施することが可能となる。
|