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マーカー遺伝子の発現制御機構の解明を基盤としたヒト肝細胞の機能亢進因子の探索

研究課題

研究課題/領域番号 17K15515
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 医療系薬学
研究機関静岡県立大学

研究代表者

保坂 卓臣  静岡県立大学, 薬学部, 助教 (30611579)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
キーワード肝細胞 / CYP3A4 / 栄養素 / アミノ酸 / 遺伝子発現 / 肝臓 / 肝分化マーカー / 腸内細菌代謝産物 / 肝実質細胞 / 肝非実質細胞
研究成果の概要

本研究では、肝薬物代謝酵素であるCYP3A4を肝成熟化マーカーとし、その発現上昇を指標としてヒト肝細胞の機能を亢進しうる栄養素を探索した。その結果、必須アミノ酸の混合物および非必須アミノ酸の混合物がその添加量依存的にヒト肝由来細胞株のCYP3A4発現量を上昇させることを見出した。また、この発現上昇は、アミノ酸センサーとして知られるmTORパスウェイおよびCYP3A4誘導に関わる核内受容体PXRの活性化によるものではなく、未知の機序で起こることが示唆された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

現在、ヒトiPS細胞から肝細胞様細胞を作製することは可能であるが、その肝機能は未熟であるため創薬研究に応用可能なレベルではない。本研究成果より、培地中のアミノ酸組成を最適化することがヒトiPS細胞由来の肝細胞様細胞の肝機能を高めることにつながると期待される。

報告書

(3件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2019 2017

すべて 学会発表 (3件)

  • [学会発表] CYP3A4の発現を指標とした肝機能亢進因子の探索2019

    • 著者名/発表者名
      木村爵、保坂卓臣、志津怜太、佐々木崇光、吉成浩一
    • 学会等名
      日本薬学会第139年会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] SREBP-2によるCYP3A4の転写制御2017

    • 著者名/発表者名
      宮嵜靖之、保坂卓臣、志津怜太、佐々木崇光、吉成浩一
    • 学会等名
      日本薬物動態学会第32回年会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [学会発表] コレステロールレベル調節因子SREBP-2によるCYP3A4の転写制御2017

    • 著者名/発表者名
      宮嵜靖之、保坂卓臣、志津怜太、佐々木崇光、吉成浩一
    • 学会等名
      第63回日本薬学会東海支部大会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2020-03-30  

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