研究課題/領域番号 |
17K15558
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生理学一般
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
河合 喬文 大阪大学, 医学系研究科, 助教 (70614915)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 精子 / 受精能獲得 / 生理学 |
研究成果の概要 |
哺乳類では、精子が正常に受精するためには受精能獲得という過程を経る必要がある。この過程では、細胞内でのカルシウム動態の変化、ならびにpH変化(アルカリ化)、膜電位の変化も並行して起きることが知られている。 pHシグナル、膜電位変化については、カルシウム動態になんらかの重要な役割を示すことが示唆されている一方、詳細なメカニズムについては分かっていない。我々はマウスの精子を用い、この点を検証した。 本研究ではマウスの精子を用いたカルシウムイメージング、pHイメージングの実験系を確立し、また精子からのパッチクランプ法を確立した。これにより精子の受精能獲得における生理的変化について、重要な知見が得られた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究によりこれまで明らかにされてこなかった哺乳類の精子が受精時に示している生理動態について、より詳細な知見を得ることが出来ると期待される。これにより、将来的には不妊治療などにも適用できることが期待される。
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