研究課題/領域番号 |
17K15577
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
薬理学一般
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
小田原 あおい 東北大学, 材料科学高等研究所, JSPS特別研究員(PD) (80795287)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | ヒトiPS細胞由来ニューロン / 平面微小電極アレイ / 同期バースト発火 / 薬効評価 / 人工知能 / AI |
研究成果の概要 |
ヒトiPS細胞由来ニューロンの微小電極アレイ(MEA)計測法を用いた薬剤性痙攣予測法は、ヒト細胞に対する薬剤性痙攣毒性を予測できる可能性を有していることから期待されている評価系の一つである。本研究では、評価系構築に向けた基礎検討を行い、ヒトiPS細胞由来ニューロンの種類、細胞密度、培地条件、アストロサイト共培養条件による自発活動特性と痙攣陽性化合物に対する応答を調べた。培養条件によって応答性が異なること、1つのパラメータでは痙攣様毒性の検出が困難であることがわかった。また、非線形時系列解析法、周波数解析法、AIを用いた同期バースト発火検出法が解析法として有効であることを示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ヒトiPS細胞由来ニューロンの微小電極アレイ(MEA)計測法を用いた薬剤性痙攣予測法は、国内外で製薬会社も含めた取り組みが行われており、本研究成果は、実用化を推進する成果であり、社会的意義は大きい。
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